研修医のための資産運用についてーふるさと納税編

M.A

研修医になると初めて給料を稼ぐようになると思います。もちろん学生のことからアルバイトをしていた人もいると思いますが、本格的に給料を稼ぐのは研修医からだと思います。せっかく稼ぐその給料ですが、多くは税金としてとられてしまいます。日本の税金はなかなかに高いです。

そんな税金ですが節税の手段はいくつかあります。国が定めている制度をいくつか研修医のための資産運用シリーズとして紹介していきます。今回はその一つとして実際に私が行っているふるさと納税に関して紹介したいと思います。お金に興味がある人、節約したい人は読んでみてください。

尚、大前提として簡単に儲かるような手段はありません。今回紹介するのは国が用意している制度です。

ふるさと納税とは

ふるさと納税はみなさん多少は耳にしたことがあると思います。この制度は給料を稼いでいる人は必ずやらなくてはいけない制度だと僕は思っています。細かいことはこちらの総務省のホームページをみてください。

総務省|ふるさと納税ポータルサイト
ふるさと納税で日本を元気に!ふるさと納税の意義や納税制度、ふるさと納税の制度改正についてご案内いたします。

ふるさと納税の概要

簡単に内容を説明するとふるさと納税として決められた商品を購入するとその分だけその年の所得税や翌年の住民税から割引されるという内容です。

ふるさと納税の商品は大体3000円のものが10000円で販売されています。一見損に見えますよね。ただこの10000円は本来自分が払う税金であり実質無料で3000円の商品を手に入れることができます。ちなみにこの制度は利用料のような感じで2000円はかかります。

ではなぜこのようなお得な制度があるのかというと、これは人口が多い都会に住民税が集中してしまうからです。それでは地方が困ってしまうので税金を地方に回そうとこの制度が始まりました。

この制度は我々は基本的に無駄なものを購入しない限り損をすることはありません(例えばお米など)。

ふるさと納税のやり方

ここからはやり方を具体的に解説します。僕は楽天のふるさと納税を利用しているので楽天でのやり方がメインになります。

ふるさと納税の金額を決める

ふるさと納税はまず自分の給料を計算して納税額を決定します。納税額に関してはこの総務省のホームページの下の方にシュミレーションのエクセルがあるのでこれを使って計算してみてください。

総務省|ふるさと納税のしくみ|ふるさと納税の概要

簡単な表はこちらにあるのでこちらでもいいかもしれません。

尚、この給料は1月から12月までの手取りではなく額面の収入で計算します。僕は初年度にここを間違えて少し多めにふるさと納税したため少し損しました。例えば給料が400万円で独身の場合は42000円のふるさと納税ができるわけですね。

ふるさと納税を行うサイトを選ぶ

ふるさと納税を行えるサイトはいくつかあります。CMでいくつかみたことがあるのではないでしょうか。さとふるなどありますね。

ただ今回の記事で僕がおすすめするのは楽天のふるさと納税です。

【楽天市場】ふるさと納税|はじめての方でも簡単!納付先や使い道が選べ、お礼の特産品も楽しめます
楽天市場でふるさと納税を。はじめての方でも簡単!楽天会員ならお買い物と同じフローで寄付が可能。特産品のお礼や税金の控除を受けられるなどの特典も。楽天ポイントも貯まります。

おすすめの理由は購入額に対してポイントが付与されるからです。そこそこの金額の買い物のため結構ポイントも溜まります。楽天市場はポイントアップのサービスを行っている日があるのでたくさん貯まる日を選んでふるさと納税を行いましょう。

ふるさと納税の商品を選ぶ

自分が利用するサイトを選んだらあとは購入するだけです。最初は戸惑うと思いますが購入してみてください。商品と一緒にその後必要な書類が届きます。

商品に関してはまずは生活必需品をおすすめします。僕が購入したものはこちらで紹介しています。

こちらは肉だけ紹介していますがお米もおすすめです。これらは普段から使うものなので購入しておくと必ず使いますよね。他にもティッシュペーパーなどもいいと思います。ランキングなどもホームページに載っているので自分で選んでみてください。

確定申告を行う、もしくはワンストップ特例制度を使う

ここまで行って満足してしまうとただ割高で購入しただけになってしまうので注意です。しっかりふるさと納税を行ったことを申告しなくてはいけません。やり方は2通りあり確定申告を行うかワンストップ特例制度を使う必要があります。

確定申告は確定申告の期間に税務署に届け出を行うもしくはインターネットで申請を行います。

ワンストップ特例制度は

  • 確定申告の必要がそもそもない
  • 5自治体以内に寄付を行った

人が対象で商品と一緒に届く申請書と本人確認書類(マイナンバーカード)などのコピーを送ることで確定申告をしなくて良くなる制度です。当てはまる人はこちらも利用してみましょう。

これでふるさと納税の一連の流れは終了です。

ふるさと納税のデメリット

ふるさと納税は基本的にやらないと損です。メリットがあまりにも多いです。ただあえてデメリットを挙げるとすると

  • 無駄なものを購入すると2000円の損になる
  • 購入しすぎる可能性がある
  • 税金の前払いである

点でしょうか。どれも注意すれば問題ないですし、税金の前払いという点に関してはよほどお金に困っていない限りは問題とならないと思います。

ふるさと納税まとめ

ふるさと納税はとてもお得な制度なので給料をもらっている国民全員が利用するべき制度です。僕も周りの研修医にはおすすめしていました。親がやっていないという人も多いと思うので両親とかにもぜひ勧めてみてください!

個人的におすすめなのは楽天のふるさと納税ですがもちろん他でもいいと思います。とにかくこの記事を読んだことをきっかけに初めてみてください。

資産運用シリーズ第1回でしたが次はつみたてNISAを紹介します。こちらも国の用意している制度なので興味がある人は読んでみてください。

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